何を食べるかではなく、どんな気持ちで食べるかを教えるのが本当の食育です

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食育

 

 

vol.205【1日1成長お母さん】食育よりも卓育が大事。まずは食事が楽しいことを教えよう

 

 

1歳児のママはみんな困っています。赤ちゃんの遊び食べと、好き嫌い

食事の時間は本来楽しいものにしたいですね。そうは言ってもお母さんとしてはマナーが気になったり、子どもの食べっぷりに一喜一憂してしまいがちです。Sちゃんのお母さんは、毎日、Sちゃんの食べるのが遅くて食事の時間が憂鬱だと嘆いていました。Sちゃんは好き嫌いも多いためにお母さんは食事にも工夫をしていました。そのためにダラダラ食べているのを見たり、食べてくれないとついイライラしてしまったりして食卓の雰囲気が悪くなっていました。

 

 

子どもが食べてくれる工夫をするよりも、楽しい雰囲気づくりを心がけましょう

Sちゃんが食べてくれるようにとお母さんが食事をがんばっているのはとても素敵なことです。ただ、そのためにSちゃんが食べないと余計にストレスを感じてしまっていたので、一度やめてみることを提案しました。お母さんが工夫してがんばっている姿が、「食べなくちゃ」とかえってSちゃんのプレッシャーになっていたようでした。食卓ではなるべく楽しい雰囲気で食べられるようにしたら、Sちゃんのダラダラ食べが少しずつ改善されていきました。

 

 

食べている姿を実況中継してみよう。承認してあげると食事の集中力が続きます

子どもの食事のマナーばかりではなく、子どもが食べている姿もきちんと承認してあげましょう。「ご飯よく噛んで食べているね。」「ご飯の次はトマト食べたね」と子どもの食事に関心を示してあげることで、子どもの気持ちを食事に向けることができます。いつもは食べられなかったものを一口でも食べたとき、いつもよりも少しだけ早く食べ終わったときも「食べたね」と声をかけてあげることで子どもはお母さんに認めてもらえたことをうれしく感じるものです。

 

 

食事は子どもの五感を刺激しながらコミュニケーションが取れる場所にしましょう

食事は子どもの味覚だけを刺激するのではありません。目で見て香りを嗅いで、食材をさわったり、料理している音を聴いて五感をフルに刺激してあげることができます。買い物に行くときに、食材について子どもと話したり、料理を作るときにも子どもに音を聞かせたり、お皿を出したりといったちょっとしたお手伝いをさせてあげながら子どもとコミュニケーションを取りましょう。食卓以外の場所で食事の話をすると、食卓も楽しい雰囲気にすることができます。

 

今日の1日1成長

食卓ではまずはマナーよりも楽しい会話。食育よりも卓育を目指そう
ママの愛情も1成長、子どもの集中力も1成長。

 

田辺ともこ(文)森みきこ(編集)竹内エリカ(監修)http://jakc.or.jp/

 

 

 

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